日本でも公開が決まっているDCコミック原作映画「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」のストーリーなどについて現時点でわかっていること
 
 


まず、DCコミック映画って基本的に単一作品の映画化のみが基本だったんですよね。
1つのコミックの話で終わってしまうと言いますか。バットマンしかり、スーパーマンしかり。あ、ウォッチメンも同様ですね。

つまり、マーベルコミックの「アベンジャーズ」よろしく、様々な作品を繋げながら1つの物語へ、という作りではなかったということです。

ところがどっこい。ザック・スナイダーが監督を務めたスーパーマン映画「マン・オブ・スティール」からDCコミックの壮大なストーリーが始まりました(とはいってもまだこれしか公開されてない)。

 さて、この「バットマンVSスーパーマン」の話に戻りますが、「マン・オブ・スティール」の終盤、スーパーマンはゾッド将軍というヴィランとそれはもうくんずほぐれつの戦闘をしますよね。ビルは倒壊し、都市機能は喪失。

「バットマンVSスーパーマン」の背景としてはこの大規模な戦闘も盛り込まれています。
というのも、前述の戦闘によって崩壊したビルの中に、バットマンことブルース・ウェインが所有するビルが含まれていました。トレイラー映像にもありますが、ブルース役のベン・アフレックが倒壊したビルへと走り、がれきの中少女を抱えて空を見上げています。この事件のせいで従業員から多数の犠牲者を出してしまいました。こうした経緯があり、ブルースはスーパーマンをすくなからず憎むわけです。 

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また、地球を救ったとはいえ、大きな被害を巻き起こしたスーパーマンは惑星クリプトンから来た宇宙人ということや強大すぎる力を持っていることも相まって排斥運動の渦中に立たされています。とはいえ、彼を理解する人々も、神と崇める人々もいるようですが。

そんななか、スーパーマンの仮の姿、クラーク・ケントは逆に法を超えて犯罪者を罰するバットマンに疑問を抱き、暴こうとしますが、取材はもう辞めろと上司に忠告をうけています。

この状態で、すでにバットマン対スーパーマンの構図ができています。

しかし、まだもう少し状況は複雑です。

「悪魔は地獄からではなく、空から来る」と意味深にしゃべるセリフが印象的なジェシー・アイゼンバーグが演じるレックス・ルーサーというヴィランが中盤から登場しますが、彼はバットマンにおけるジョーカーのように、スーパーマン最大の宿敵といっていいほどの有名なヴィラン(過去の映画では、ジーン・ハックマンやケヴィン・スペイシーといった名優が演じています)です。彼がどのように本編に絡んでくるかは不明ですが、スーパーマンに対して悪知恵を入れるといったところでしょうか。言い換えれば、わざとバットマンと争わせようとしている、というのが正しいかもしれません。

一方のバットマンは、ロビンのスーツを眺めて、「ゴッサムに正義は残っているか?」とアルフレッドに問いかけています。ここも明らかになっていませんが、ロビンが殺されたあとの設定ではないかと言われています(原作コミックでは、2代目ロビンことジェイソン・トッドはジョーカーに殺されています。のちに意外な形で復活しますが)。ロビンのスーツに掛かれた言葉もそれを裏付ける要素の1つかもしれません。

とまあ、双方にそれぞれの戦う理由というか、動く必要性が生まれているわけですね。

そして、ワンダーウーマンに言及するのも忘れてはいけません。
映像終盤から登場する彼女は、地上最大級の力
を備えていると言われる屈強な美女です。
これまた彼女もどう絡むかは不明ですが、タイトルにもあるように、以降の作品を担う重要な作品となりそうです。

本作では、バットマンの舞台となるゴッサムシティとスーパーマンの舞台であるメトロポリスが、現実世界におけるサンフランシスコとオークランドのように対岸に位置している設定のようなので、「マン・オブ・スティール」のようなことが起こりえたし、今作にもつながっているということなので、非常にわかりやすく現実的な選択なのではないでしょうか。

人間であるバットマンが超人であるスーパーマンに立ち向かえるのかというのは、国内のSNSで見かけるのですが、スーパーマンには最大の弱点、クリプトナイトと呼ばれる鉱石があります。
スーパーマンを始めとするクリプトン人は皆、このクリプトナイトが弱点であり、この石が発する放射線が最大の難敵です。映像にもチラリと登場するため、バットマン、もしくはルーサーはおそらくこのクリプトナイトを使用するでしょう。


映画のオチはたいがい予想はついてるのですが、まだお話は続きます。
タイトルにあるDawn of Justice(邦題はジャスティスの誕生)は正義の夜明け、とでも言いましょうか(そのまんま)。
まあ、ようは正義の名を冠するなにかが生まれるということです。マーベルコミックにおける「アベンジャーズ」のようなチーム、「ジャスティスリーグ」が。

この作品のほか、「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られるジェイソン・モモア主演で海底人の王「アクアマン」の映画化も決定していますから、彼ものちのジャスティスリーグに加わることは間違いない無いでしょう。

長々とやってきましたが、やはり楽しみな映画の1つであることは間違いなく、来年の3月を予定している国内公開が待ち遠しいです。


あ、そうそう、最後に言い忘れていましたが、補足です。
ウィル・スミス主演の映画「アイ・アム・レジェンド」って作品をご存知でしょうか?
配給はワーナーなんですが、この映画本編中のとあるシーンで「バットマンVSスーパーマン」と思しき広告看板が登場しているのです。
「アイ・アム・レジェンド」公開が2007年で「バットマンVSスーパーマン」製作発表が2013年ですから、実に6年のときを経て存在が現実のものになったということです。

まあ、逆に言うとクリスチャン・ベールが演じてたバットマンの1作目「バットマン ビギンズ」が2005年、スーパーマンの映画「スーパーマン リターンズ」が2006年公開でしたから、その当時から構想自体はあったのかもしれない、と考えられますが…

とまあ、こういった経緯が人知れずあった、というトリビアトークでした。

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